業績アップを本気で楽しく!船井総研 堀部のブログ » Blog Archive » モスバーガーの好業績に学ぶ
2016-05-03
テーマ:繁盛店に学ぶ

モスバーガー

 

 

連結純利益が3.3倍の成長

 

 

本日、モスバーガーの業績が発表されました。

 

 

売上は117%で711億円連結純利益は3.3倍の22億円との事です。

 

 

従来予想が14億円でしたので、大きな上振れです。

 

 

原材料費の高騰により客単価アップに踏み切られましたが、客数が想定以内に済んだ為、上記の結果になりました。

 

 

モスバーガーの価格と言えば、

モスバーガー:370円

ハンバーガー:220円

とびきりハンバーグサンド:410円

 

 

といった具合に、セット価格でなければ500円の予算帯を下回ります。

 

 

これはハンバーガー市場で見れば中価格。

 

 

グルメ系ハンバーガーの予算帯は500円帯(400円~799円)と1,000円帯(800円~1,799円)がメイン

 

 

中価格のポジションで見れば、中途半端になると危険で、逆に上の予算帯を包み込みに行ければ強いです。

 

 

その点、モスバーガーは今のところ後者になっている為、比較検討した時のお値打ち感を得る事が出来ます。

 

 

フランチャイズメインながら持続的に成長

 

 

その中で、モスバーガーの特徴と言えばフランチャイズ加盟店がほとんどという点です。

 

 

現在、国内1,370店舗ありますが、直営:55店舗・FC:1,315店舗という構成。

 

 

なんとFC比率が95.9%という高さです。

 

 

マクドナルドが不振になって良く言われたのが、「FCで無理して拡大しすぎた」という声です。

 

 

しかし、モスバーガーも同様にFCが大半です。そこにはどのような差があったのでしょうか?

 

 

お付き合い先でモスバーガーに加盟しているところを見て思うのが、入口の狭さです。

 

 

加盟の申し込みをしても、決してウェルカムではありません。加盟へのハードルが高いのです。

 

 

資料ダウンロード→申込書送付→一次面接→レポート提出→二次面接→モスバーガーオーナー訪問→レポート提出→三次面接→最終面接

 

 

最初の段階で、ここまでのフローがあるのです。

 

 

そして面談で重視する事は、理念や価値観などのあり方の部分。

 

 

ここのあり方の統一を非常に重要視され、その上で本気で取り組む人だけ加盟店になる事が出来ます。

 

 

この展開は外食のフランチャイズでは珍しいですが、非常に本質をついていると思います。

 

 

ぱっと流行るだけのフランチャイズはいくらでもあります。

 

 

しかしそれを一瞬のトレンドにせず、持続的成長に繋げていくにはやはり根っこの部分の強さが必要になります。

 

 

そのような点で、非常に学ぶ事のある3月期の業績でした。

 

 

 

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